追い詰められた子供達に私達が出来ること。~子供からのSOSメッセージ~

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生徒面談シリーズです。

今回は記念すべき1記事目。悩める中学生との面談について書いていきます。

まずは、今回の生徒の紹介から。

生徒紹介

今回の生徒は、中学1年生の女の子です。彼女は非常に頑張り屋さんで、日々、勉強と部活をコツコツと頑張る、努力タイプ。まさに、文武両道を果たせる素質を持った期待の星ですね。

しかし、毎日地道な努力を惜しまず頑張る彼女ですが、なかなか定期テストで思うように高得点が取れず、日々、自分の至らなさに落ち込んでしまう、繊細な心の持ち主でもあります。塾の先生としても一番、良い結果を出させてやりたい生徒です。

生徒面談を実施したきっかけ

2学期の中間テストの結果が思うようにいかず、本人もかなり落ち込んでいたので急遽、事務仕事そっちのけで面談しようとこちらから提案。本人も快諾してくれました。私としても、なぜ点数が上がらないのか、彼女の答案を見ながら二人で対策と改善点を見出したかったというのも理由の一つです。

しかし、何より彼女の事をここまで気にしていたのは、別の理由があります。

9月中旬ごろ、急遽彼女が塾を休むと言い出したことが始まりでした。丁度その頃から、彼女の様子がおかしく、いつも苦しそうな、どこか重たい表情が続いていました。塾を休んだ理由は、「熱中症にかかってしまった」との事。

その日から、彼女はずっと顔色が悪く、元気がない様子が続いていたんです。しかし、それでも彼女は中間テストが近づくと、早い段階から毎日自習をしに塾へ通い、良い結果が出せるよう、もがき続けていました。

体調が万全じゃない状態で無理をすると、精神的にも段々と滅入ってくるもの。しかもそこでまたテストの結果が報われなかったら彼女は大丈夫なんだろうか、、。

ですから、私はテストが返却されてからの彼女の様子が心配で仕方がなかったんです。

彼女が泣きながらこぼした本音

生徒面談がスタートすると、彼女の口からこぼれたのは「もう嫌だ」の一言。なんとなく、この発言の真意はテストの結果ではないなと私は察しました。

私「体調はどう?」

生徒「まだあんまり良くない。」

私「そっか。ちなみにほかの事で何かあった?」

生徒「お母さんにテストの結果でめちゃくちゃ怒られて怒鳴られた。」

やっぱり。生徒曰く、お母さんは子供を指導する時、かなりヒステリックになってしまうそうです。どんな事を言われたのかを聞くと、「なんでこんな点数しか取れないの⁈」という感じ。他にもいろいろと言われたみたいで、例えば、良くできる妹と比較したりえこひいきされたり。涙ながらに彼女は「お母さんは私の事嫌いやねん!」とまで言ってしまうほど、追い詰められていました。

そこから彼女は、自身が抱えていた不安や悩みをどんどん打ち明けてくれました。家庭でのお母さんによる干渉や、部活でのイジメなど。こうなったらすべての悩みを打ち明けてもらおうと、少しでもストレスを発散できるように、真剣に彼女の悩みに寄り添う姿勢を最後まで貫きました。

生徒を救う為に私がしたこと

たまたま、近い日にお母さんと懇談会で話す予定があったので、そこで彼女の本音をお母さんにぶつけ、彼女の負担が少しでも和らぐような取り組みを家庭で実践してくれないか、お母さんを説得するから安心しなさいと、彼女に伝えると、少し表情が和らいだ感じがしました。

とにかく、彼女が辛い世界で孤立しないように、「塾は君の味方だから自分の居場所にしてくれていいんだよ」というアプローチを中心に行いました。

そして、懇談会でお母様にそのことを伝えると、とても驚いた様子で、「子供がそんなに追いつめられているとは知りませんでした。何とか私も彼女への対応を改善してみます。」と言って下さり、まずは一安心。

しかし、すぐにはなかなか改善されないとは思うので、もしまた追い詰められてしんどくなったらいつでも相談しなさいと、生徒には伝えておきました。

おわりに

子供達が苦しんでいる時こそ、私達大人がサポートしてやらなければなりません。しかし、それには子供達一人一人に対して正しいやり方でアプローチをかけてやらなければなりません。子供達がその対応で不満を感じたり、自信を無くしてしまったりしている場合は、私たちが早い段階で気づいてやり、対応を変えていかなくてはなりません。

私達自身が子育てを通して成長していかないと、子供達を苦しめる結果にもなり得るんです。子供達も一人の人間ですからね。

私も今回の経験を通して学んだことを、これからの教育に活かしていきます。

今回はこの辺で。コメントお待ちしております!!

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